正方形の対角線の長さはどれだけでしょうか。これを探っていくと、実は身近なコピー用紙の形とも関係があることが分かります。

動画視聴後のコラム

平方根には少し面白い話があるので補足しますね。

まず、動画の最後に出てきたA4のコピー用紙のように、1:ルート2の比率は「白銀比」とも呼ばれ、建築や芸術などで昔からよく使われてきました。そして「白銀」があるなら「黄金」もあるのではないかと思った方は大正解です。黄金比は、1: (1+ルート5)/2という値で、今後動画で扱うかもしれません。個別の動画に値する有名な比ですからね！

それから、数学者として有名なピタゴラスは、ピトゴラス教団というグループを結成していいました。そこではこの世に存在する数は有理数、つまり整数の比で表せる数だと考えられており、無理数の存在を受け入れられなかったピタゴラスは発見者とされるヒッパソスを殺してしまったといいます。紀元前500年頃で記録も断片的なので本当かどうかは分かりませんが、これは平方根や無理数に関連した有名な話です。